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トイガン歴四半世紀ほどの「中堅フリーク」です。あまり知識はありませんが、これまで蒐集してきたトイガンを振り返る意味も含め、少しずつ紹介しています。
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2022年03月25日

AJA-ARMORY S&W M437 1-7/8inch






今回は、あじゃさまに製作していただきました「S&W M437-2 1-7/8インチ」のご紹介です。








実銃は、米S&W社製のJフレームと呼ばれるフレームを採用した小型リボルバーのひとつで、使用弾薬は.38スペシャル、装弾数は5発となっています。
1951年に発売されたM37 チーフスペシャル・エアウェイトの流れを汲むモデルとなっており、フレームはアルミニウム合金、シリンダーにカーボンスチールを採用し、重量は420gほどに抑えられています。
なお、2020年頃には同社のWEBカタログに記載がありましたが、本記事掲載時点ではカタログ落ちしており、M637のみの展開となっているようです。









トイガンとしてはこれまでのところモデルアップはありません。M37はタナカから「日本警察仕様」として、ガスガン/モデルガンが販売されていますね。
M437の外観の特徴は.357マグナム弾に対応したフレーム(J Magnum Frame)にクラシックタイプのバレルが付いたものとなっています。
本モデルを再現するためにベースとなったのはタナカ・M360Jですが、残念ながらモデルアップはなさそうですね。









先述のとおり、本モデルはタナカ・M360をベースにおなじくタナカのM36のバレルを組み合わせて製作していただきました(もちろんバレルインサートはしっかりと残っています)。
文字にするとそれだけのようですが、フレームに取り付けられたブラストシールドを外していただいたり、フロントサイトの高さからフレームトップも変更が必要になったりと、かなりの手をかけていただいています。
個人的に「チーフだけどチーフじゃない」というビミョーさが気になっていたモデルでした。M360の最近のラインもよいのですが、M437も魅力的におもうのですが、いかがでしょうか。










  

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2022年03月18日

AJA-ARMORY S&W M360 AIRWEIGHT 1-7/8inch






今回は、あじゃさまに製作していただきました「Smith & Wesson M360 AIRWEIGHT 1-7/8inch」のご紹介です。








実銃は、米S&W社製の小型リボルバーのひとつです。使用弾薬は.357マグナムおよび.38スペシャルで、装弾数は5発となっています。
2001年に販売開始となったM360シリーズのうち、2020年前後に同社のWEBカタログに掲載されていたモデルのひとつとなります(2022年3月現在では掲載なし)。
フレームはスカンジウム合金で、シリンダーはPVD(物理蒸着)仕上げで耐腐食性を向上させたステンレス鋼を採用しています。
外観の特徴は、ノンフルートとなったシリンダーとフラットダークアースカラーのグリップとなります。









トイガンとしてはモデルアップされたことはありません。
タナカはM360のシリーズとして、M360JScPDM&Pとラインアップに加えていますが、それ以降バリエーション展開はありません。
また、ガスガンではノンフルーテッドシリンダーをモデルアップすることもありますが、残念ながらモデルガンでは採用されていませんので、本モデルがラインアップに加わることはなさそうです。









本モデルはタナカ・M360JとM360PDのパーツをベースに使用し再現いただいています。
前回も記載のとおり個人的にノンフルーテッドシリンダーには奇妙な憧れめいた感情がありますので、手にすることができて嬉しくおもっています。
違いはシリンダーだけとも言えますが、ノンフルートになったことでマッシブさが増しているようにおもうのは気のせいでしょうか。
あじゃさま、今回もありがとうございました!










  

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2021年11月12日

AJA-ARMORY SIG SAUER P225






今回は、あじゃさまに製作していただきました「SIG SAUER P225」のご紹介です。








実銃は、スイス・SIG社が設計、ドイツ・J.P. Sauer & Sohn社が製造したオートマチックピストルです。
旧西ドイツ政府の公用オートとしてのガイドラインに合致させるべくデザインされたもので、先行したP220が.45ACP仕様と同サイズになっており9×19mmとしては大型だったこともあり、P225ではよりコンパクトなものとなっています。
使用弾薬は9×19mmで、装弾数は8+1発と必要十分な仕様といえそうです。
なお、西ドイツ連邦警察での正式名称はP6となっています。









トイガンでのモデルアップはこれまでのところありません。
タナカやMGCほか数社がトイガンとしてP220やP228をラインアップに加えていたこともあり、いつかモデルアップされるのではと期待していましたが、後述の理由によりほぼその可能性はなさそうです。
実際手にしてみると、P220ほど持て余す感がなくP228よりスマートで、携帯性も重視される警察向けに相応しいサイズになっているとおもいます。









実銃は1970年代後半から存在するものですし、公用として採用されていたモデルですから銃が好きな方にはメジャーなモデルかとおもいます。
わたし自身コンパクトモデル好きということから、いずれ手にできればな~とおもっていましたし、実銃のグリップを見つけた際には、「なにかのために」という謎の未来予想に基づき購入していたのでした(いまにしておもえば褒めてあげたい心境です)。
しかしながら、トイガンとしてモデルアップされることはなく諦めかけていたところ、タナカがP228をモデルガン化されたため、あじゃさまにお願いすることにしました。
その時点では、まさかあのような難手術になるとはおもってもいませんでしたが・・・。
あじゃさま、今回も無理をお願いし申し訳ありませんでした。そして、奇跡のようなこのトイガンを手にできていることを本当に嬉しくおもっています!









  

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2021年10月08日

AJA-ARMORY BERETTA 92D






今回は、あじゃさまに製作していただきました「ベレッタ 92D」のご紹介です。








実銃は、伊ベレッタ社の誇るマスターピースのひとつ92FSのバリエーションのひとつです。92Dの販売開始は1990年で、現在はカタログ落ちしているようですね。
使用弾薬は9×19mm、装弾数は15+1発で、基本的な仕様についてはスタンダードな92シリーズと同様となっています。
最大の特徴は、ダブルアクションオンリー(DAO)となったことで、これによりセフティ / デコッキングレバーがなくなりハンマーもデホーンド化され外観が変わっています。
なお、おなじくDAO仕様の92DSもありますが、こちらは同様にハンマーがデホーンドになっているほかは(モデル名の刻印を除いて)外観上の違いはないようです。









92Dはトイガンでのモデルアップはありませんが、92DSはMGCがガスガンで販売していました。
92DSであれば比較的バリエーション展開しやすいモデルと言えそうですが、それであっても各社でモデルアップするほどには売れるようにはおもえないですね。









実銃の92Dは四半世紀ほど前に専門誌で知り、いずれ手にできればとおもっていたモデルでした。
しかしながら、前述のとおりスライド後端のレバーが廃され、おそらくはスライドそのものを新規作成する必要があるため、トイガンとしてラインアップに加わることはないようにおもわれました。このため数年前にあじゃさまにお会いした時に、いずれお願いしたいモデルとしてお話ししていたものとなります。
初見からは長い時を経ましたが、このたび手にすることができ非常に嬉しくおもっています。
あじゃさま、今回もありがとうございました!









  

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2018年02月02日

AJA-ARMORY S&W M25-2 6 1/2inch






今回は、あじゃさまに製作していただきました「S&W M25-2 6 1/2インチ」のご紹介です。








実銃は、米S&W社のターゲットモデルとなります。M29に代表されるNフレームリボルバーのひとつで、使用弾薬は45ACP/45AR。
元を辿ればM1917の発展型であり、1955年に発表されたことからM1955とも呼ばれています。
操作面での特徴としては、カートリッジ装填の際にクリップを使う点で、これは弾薬にオート用のリムレスカートリッジを使用しており、エジェクションに必要なためですね。









トイガンとしては、これまでのところモデルアップはありませんね。
これはM29をモデルアップしていたとしても、少なくともシリンダー周りは新規製作の必要があり、それでいて実銃自体が知名度の高いモデルでもないためモデルアップは難しいと考えられます。
その点でいえば、M29とともにM1917をモデルアップしているタナカはハードルは低そうですが、現時点ではラインアップに加わってはいませんね。









本モデルは、そのタナカのM29をベースにM1917のシリンダーを組み合わせて製作していただきました。と、文章にすると簡単そうですが、蓋を開けてみれば調整いただいた箇所も多くあり、一筋縄ではいかないようです。タナカがモデルアップしないのもむべなるかな、でしょうか。
あじゃさまに製作いただいた本モデルは、美しい表面仕上げを施していただいており、職人の手仕事が感じられる「古き良き時代」の雰囲気を感じられる逸品となっています。









  

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2018年01月07日

AJA-ARMORY COLT WHITETAILER






今回は、あじゃさまに製作していただきました「COLT WHITETAILER」のご紹介です。








実銃は、米コルト社製作のハンティング向けリボルバーです。MK-Vフレームを採用してモデルのひとつで、端的に言うとピースキーパーをベースに8インチ銃身としたモデルで、バーリス社の1.5×~4×のスコープがセットとなっています。
1980年代以降に広まったハンドガン+スコープという組み合わせの先駆者はコルト社の「パイソン・ハンター」になるようですが、本モデルはその普及版として再設定したものと言えそうです。
外観は先述のとおりピースキーパーと同様でマットブルーフィニッシュで仕上げられています。グリップはパックマイヤー製のラバーグリップを装備。プラスチック製のケースに前述のスコープが同梱されており、500丁の限定モデルだったそうです。
なお、この後に「WHITEAILER II」が同じく限定で販売されています。









トイガンとしては、MGC(新日本模型)がMK-IIIベースで限定販売していたそうですが、残念なことに遭遇したことがないため詳細は不明です。
KSCのMK-Vシリーズとしては、キングコブラ、ピースキーパー、トルーパーMK-Vがモデルアップされています。しかしながら、みなさまもご存じのとおりKSCの説明書の解説ページにあった、ローマンMK-Vやホワイトテイラーは製作されておりません。









実銃はGun誌で記事になっていますね(88年5月号)。残念ながらお世辞にもよいレビュー内容ではありませんでしたが、個人的には印象的なものでした。なんというか、この時代の雰囲気を感じられるモデルにおもわれました。
このため、グリズリー、ホワイトテイラー II、ローマン MK-Vに続き、あじゃさまに製作をお願いしました。
素人考えでも長銃身モデルというのは繊細な作業が要求されることがわかりますが、仕上がりは本当に素晴らしいもので、これでMK-Vの旅も一区切りを付けることができました。









  

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2017年12月30日

AJA-ARMORY COLT LAWMAN MK-V






今回は、あじゃさまに製作していただいた「COLT LAWMAN MK-V」のご紹介です。








実銃は、米コルト社製のリボルバーとなります。MK-Vシリーズは、MK-IIIシリーズのトリガーメカ等を改修して製作されたものとなっており、使用弾薬は357マグナム/38スペシャルの6連発となっております。
外観としては、ローマンMK-IIIから続いて固定式のリアサイトが採用されており、アジャスタブルサイトが採用されているMK-Vシリーズの他のモデルとは異なり、どこかクラシカルな印象を受けます。









トイガンとしては、モデルアップはありませんね。
KSCからはMK-Vシリーズとして、キングコブラピースキーパートルーパーMK-Vとモデルアップしており、説明書の実銃解説には、ローマンMK-Vの記載がありましたが、製品化はされませんでした。
もし、キングコブラがより以上にヒットしていたらと想像しないでもありませんが、それはそれとして、おそらくは今後もトイガンでのモデルアップされることはないとおもいます。









Gun誌でも実銃の記事はなかったようにおもいます。
グリズリー、ホワイトテイラー IIと同様、KSC含めメーカーからのモデルアップは望めそうになかったため、あじゃさまに製作をお願いしました。
KSCのMK-Vシリーズではキングコブラのみ2.5インチモデルを作っていますが、それ以外は、4インチか6インチモデルとなっていることもあり、本モデルのような短銃身モデルは新鮮におもわれます。
本モデルはあじゃさまコダワリの表面処理が美しく、曲面と平面の複合が美しいリボルバーの魅力を再確認させてくれたモデルとなっています。









  

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2015年09月06日

AJA-ARMORY COLT WHITETAILER II






今回は、あじゃさまに製作していただいた「COLT WHITETAILER II」のご紹介です。








実銃は、米コルト社が限定で製作したリボルバーになります。MK-Vフレームに8インチ銃身を合わせ、バーリス社の1.5X4のスコープがセットとなっており、ハンティング向けの仕様となっています。
この以前に「WHITETAILER」が同じく限定で販売されており、そちらも8インチ銃身を採用していましたが、外観としてはピースキーパーの意匠を引き継いでいたのに対して、本モデルではマズル付近はキングコブラのそれとなっていながらパイソンのベンチレーテッドリブを採用しているなど、「特別感」のある仕上がりとなっています。









トイガンとしては、モデルアップはないとおもいます。MGC(新日本模型)が「初代」ホワイトテイラーをほうをモデルアップしていたようですが、残念ながら詳細は不明です。
KSCではMK-Vシリーズとして、キングコブラ、ピースキーパー、トルーパーMK-Vとモデルアップしていますが、説明書の解説にあった、ローマンMK-Vやホワイトテイラーは製作されませんでした。









実銃はGun誌でも取り上げられていなかったとおもいます。「初代」ホワイトテイラーは、Gun誌88年5月号で記事になっていますね。
グリズリーもそうでしたが、KSCほか各メーカーからのモデルアップはなさそうでしたので、こちらもあじゃさまに製作をお願いいたしました。
長銃身モデルは当ブログでは珍しいですね。普段はリボルバーもオートもコンパクト好きなわたしですが、本モデルを手にして、こういうのもよいよね~とおもっております。









  

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2014年10月20日

AJA-ARMORY COLT GRIZZLY






今回は、あじゃさまに製作していただいた「COLT GRIZZLY」のご紹介です。








実銃は、米コルト社が限定品として製作したリボルバーになります。
'94年にディストリビューター向けに500丁限定で製作されたものだそうです。
特徴としては、MK-Vフレームに同社の超売れ筋であるパイソンのバレルを付けたものとなります。言ってみれば、外観はアナコンダに近いわけですが、バレルの刻印はキングコブラと同じくやや派手なものになったほか、シリンダーはノンフルーテッドとなっており、かなり印象としては異なりますね。









トイガンとしては、現在のところモデルアップはありません。
そもそもMK-Vフレーム自体がモデルガンではKSC、エアガンでアオシマがモデルアップしているくらいでしょうか。KSCからはキングコブラのほか、トルーパーMK-Vピースキーパーを、アオシマはおなじくキングコブラをリリースしています。
そういえば、MGCがMK-IIIフレームでピースキーパーを作っていましたね。









実銃自体がGun誌で2度取り上げられている程度で、露出は多くはない印象ですね。
わたしはといえば、Gun誌'97年11月号で表紙を飾って以来のファンでして、いつか手にしたいな~とおもっておりました。
実際にとあるイベントでKSCの担当の方にモデルアップを検討してもらえないか提案してみたのですが、「グリズリー?」という反応とMK-Vシリーズは期待したほどの数は出なかったという趣旨のお話をいただいた記憶があります。
このように今後もモデルアップが見込めないという現実がありましたので、あじゃさまにお願いした次第であります
そして、実際に手にした感想としては、やはり「カッコイイ!」ですね。
写真で、この魅力が伝わればとおもっておりますが、いかがでしょうか。









  

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