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トイガン歴四半世紀ほどの「中堅フリーク」です。あまり知識はありませんが、これまで蒐集してきたトイガンを振り返る意味も含め、少しずつ紹介しています。
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2020年04月18日

HWS GM FP-45 LIBERATOR PISTOL






今回は、ハートフォード(HWS)の「GENERAL MOTORS COMPANY FP-45 LIBERATOR PISTOL」のご紹介です。








実銃は、米ゼネラルモーターズ社製の簡易型拳銃です。使用弾薬は.45オートですが、装弾数は1発の単発式とかなり割り切った仕様となっています。
設計、製造は1942年で、第二次世界大戦下の欧州各国で展開された対独抵抗運動を支援するために米国がGM社に依頼したものです。このため、プレス加工を多用しパーツ総数は23、ライフリングすら刻まれていないという、通常の軍用拳銃では考えられないような仕様となっています。









トイガンとしては、当然のことながら唯一のモデルアップとなっています。
ハートフォードのウェブサイトによれば、製作発表から製品化まで7年の歳月があったとのことで、よくお蔵入りにならなかったな~というのが正直なところです。
バリエーション展開が望めるモデルでもありませんので、モデルアップは本当にありがたいことだとおもっています。









本モデルは、最初に販売された謂わばスタンダードモデルといえるものです。このほかに、「百万丁記念モデル」とオールクロームシルバーモデルが生産されていたとのことです。
実銃の再現性という面ではスタンダードモデルがほどよいようですが、ピカピカのめっき仕様というのも気になるところではあります。









  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2018年11月02日

HWS S&W .38 MILITARY & POLICE Model of 1905 4inch






今回は、ハートフォード(HWS)の「SMITH & WESSON .38 MILITARY & POLICE Model of 1905 4inch」のご紹介です。








実銃は、米Smith & Wesson社製の中型リボルバーです。使用弾薬は.38スペシャル、装弾数は6発となっています。
以前にご紹介した2インチモデルと同様、1957年に採用されたナンバー制度より前に製造されたモデルとなります。









M10としては、以前はトイガンでは定番モデルのひとつで、コクサイも同様のモデルを製作していました。
むしろM19を含めてKフレーム全体としても、モデルガンではコクサイのみとなっており、MGC、マルシン工業といった有名どころもラインアップに加えていない点は意外とも言えそうです(マルシン工業はガスガンのM10は販売していました)。
タナカはM10のガスガンを2度製作していますが、ペガサス仕様でここ数年展開しているVer.2化やモデルガン化の波には乗っておらず、ほぼ絶版状態となっています。









本モデルは、M10のバリエーションとして限定販売されました。
ハートフォードでは先行してビクトリーモデルを製作しており、本モデルは実質的な「色変えバリエーション」と言えそうです。
しかしながら、充分に別モデルとして存在感を発揮しており、古き良き時代の雰囲気を感じさせてくれるモデルガンとなっています。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2018年07月27日

HWS S&W .38 MILITARY & POLICE Model of 1905 2inch






今回は、ハートフォード(HWS)の「SMITH & WESSON .38 MILITARY & POLICE Model of 1905 2inch」のご紹介です。








実銃は、米S&W社製作の中型リボルバーで、使用弾薬は.38スペシャル、装弾数は6発となっています。
ナンバー制度が採用される1957年より前に製造されたモデルで、半円形のフロントサイトに時代を感じさせます。









M10としては、トイガンでも多く製品化されています。
M10オールドモデルとしてコクサイも同様のモデルを販売していたほか、ミリタリー&ポリスという名称で我らがマルシン工業が4インチモデルをガスガンで製作していました。









本モデルは、M10のバリエーションとして販売されました。
ハートフォードではCMCのM19の金型を引き継ぎバリエーション展開をしていましたし、ビクトリーモデルも製作しておりますので、製品化はある意味既定路線なのかもしれませんね。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2018年05月18日

HWS MAUSER HSc






今回は、ハートフォード(HWS)の「MAUSER HSc」のご紹介です。








実銃は、独モーゼル社の中型オートです。
生産開始は1940年で、警察向けとしてワルサー社のPPの人気を受け開発され、第二次世界大戦終了までに25万丁ほどを製造、軍用として納品されたそうです。
使用弾薬は.32ACP(8+1発)で、戦後には380ACP仕様(7+1発)も製作されていました。
なお、HScは「Hahn Selbstspanner(self-cocking hammer=ダブルアクション)」の3番目(c)のモデルを意味するそうです。









トイガンとしては、半世紀ほど前にMGCとコクサイからモデルガンが販売されていました。
また、我らがマルシン工業も固定スライドガスガンを製作していました。
トイガンという視点ではマスターピースと呼べるモデルですが、いまこの時代に新規のモデルガンとして手にすることができるとは思いませんでした。









本モデルはハートフォード製のモデルガンをmuleが手を加えたモデルとなっています。
加工箇所としては、刻印が各所に追加されたほか、オリジナルのウエイトを製作、木製グリップも再仕上げされています。
この追加工がえらく手が込んでいて、本当に頭が下がる想いです。
メーカーが最初から後加工を別費用で設定するのもアレですが、一方で商品として価格を下げる圧力もあるわけで、そう考えると「メーカー純正後加工」設定というのもアリなのかもしれませんね。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2018年03月02日

HWS S&W M15 COMBAT MASTERPIECE 2inch






今回は、ハートフォード(HWS)の「SMITH & WESSON M15 COMBAT MASTERPIECE 2inch」のご紹介です。








実銃は、米S&W社製作の中型リボルバーで、使用弾薬は.38スペシャル、装弾数は6発となっています。
ナンバー制度開始前の1949年に製造開始され、半世紀後の1999年にカタログ落ちしたようです。
当初4インチモデルからスタートし、その後、2インチヘビーバレル、6インチ、8-3/8インチモデルが追加されました。
参考として、今回ご紹介するモデルは、M15-2のうち、1964年から3年ほど販売されたモデルに相当すると思われます。









トイガンとしては唯一のモデルアップとなっています。
ハートフォードでは、CMCから引き継いだM19の金型を使用したバリエーション展開を行っており、本モデルはその一つとなります。
また、以前にご紹介した4インチモデルからいくつかの箇所がアップグレードされており、その最大の特長としてシリンダーが.38スペシャルに準拠したサイズに変更されています。









本モデルは、ハートフォードのM15としては最新のバリエーションであり、「ゴーストブラック」という金属光沢を再現した塗装モデルとなっております。
タナカのジュピターフィニッシュとは異なる金属感の演出がされており、前述の.38スペシャル準拠の短いシリンダーと相まってクラシカルな雰囲気が楽しめるモデルになっています。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2009年04月15日

HWS COLT TEXAS PATERSON







今回は、ハートフォードの渾身の作品「COLT TEXAS PATERSON」のご紹介です。








テキサス・パターソンは、米コルト社の創設者であるサミュエル・コルトが1836年に製造を開始した、「銃器史上最初の量産リボルバー」であるパターソンモデルのバリエーションのひとつです。
その最大の特徴は、通常はトリガーがフレームに収納され、ハンマーを起こすと飛び出すという「シーストリガー・システム」にあります。写真をご覧いただくと一目瞭然ですが、トリガーが収納された姿というのも不思議なものがあります。









トイガンとしては当然唯一のモデルアップとなります。
図面はおろか、現存する実銃自体がなかなか取材できそうにないなかでのモデルアップは快挙といえるのではないかとおもいます。
できるかぎり「実物のパターソンに忠実に」を主眼に製作されたとのことで、そのこだわりようには感心させられます。
また、本モデルは'96年に製作が発表され、12年の時を越えて製品化されたという点も非常に感慨深いものがあります。









本モデルは、ハートフォード東京店限定として製作された「アップグレード・モデル」となっています。
通常モデルとの変更点としては、フレーム、バレルに特殊表面処理が、さらにバックストラップやクラシカル・レンチ、ルーフプレート、ウエッジにはケースハードゥン仕上げが施されています。また、クラシカル・レンチ、ルーフプレート、ウエッジの3点には、焼入れの際に牛の骨をまぶすという実銃と同様の方法が採られているということです。
まさしく、こだわりにこだわったモデルガンといえますね。











  

Posted by Virna at 23:59Comments(2)ハートフォード [MG]

2008年08月09日

HWS S&W VICTORY MODEL







今回は発売直後のイベントで購入したにもかかわらず、なんとなく取り上げていなかったハートフォードの「S&W VICTORY MODEL 」が満を持しての登場です。









実銃は、のちに「M10」となるミリタリー&ポリスのバリエーションモデルで、第2次世界大戦中に製造された軍用リボルバーだそうです。フレームに5つのスクリューが使用されていることから「5スクリュー」とも呼ばれているそうで、本モデルではその辺りも再現されています。









トイガンとしては唯一のモデルアップですね。上記のとおりフレームの5つのスクリューもモデルアップの足枷になっていたかもしれません。









ハートフォード渾身のこのモデル、よい面もあれば、ちょっと惜しい点もあります。
その辺りについては、いつものように、またあした。











  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2008年07月09日

HWS REMINGTON DERRINGER






今回は、ハートフォードの「REMINGTON DOUBLE DERRINGER」の登場です。









実銃は、西部劇でもおなじみのシングルアクション拳銃ですね。この割り切った仕様とデザインが根強い人気の一丁です。









トイガンでも定番モデルのひとつですね。最近はマルシン工業が8ミリBB弾を使用するガスガンとして新規製作してくれています。そちらについては、以前の記事もご覧ください。









現在はハートフォードより販売されている本モデルですが、元々は、かのCMCより引き継いだものだそうです。ちっこいモデルですが、発火させればシンプルな構造だけに楽しめるもののようです。
というところで、いつものようにまた明日。











  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]

2008年01月09日

HWS REMINGTON NEW MODEL ARMY






今回はハートフォードの「REMINGTON NEW MODEL ARMY」の登場です。









実銃は、1860年代から70年代に製造されたパーカッションリボルバーです。現代の定番・メタルカートリッジ方式の登場以前に広く普及していた銃で、西部劇でもお馴染みですね。









トイガンとしては、以前にCMCがモデルアップしていました。また金型を引き継いだタナカも金属モデルガンを再販しています。ハートフォード製の本モデルもおそらくCMCの金型を引き継いでのものだとおもいます。さらにペガサスシステムを採用して、ガスガンも製作していますね。









正直、再現度はよくわかりませんが、雰囲気はよいものです。なにより、このようなモデルを製作してくれるのはありがたいものです。ハートフォードのウェブサイトをみると色々とバリエーションも製作されているようなので、今後の展開も期待したいものです。








  

2008年01月02日

HWS SMYTHON 6in






今回はちょっとだけ番外編ということで、ハートフォードの「SMYTHON 6in」の登場です。









実銃は、精度が良いとされたパイソンのバレルとアクションのスムースさで定評のあるS&Wのフレームをくっつけることで理想のリボルバーを目指したという、ある意味ムチャなカスタムリボルバーです。
ビル・デイビスのカスタムが有名かとおもいますが、'80年代には比較的ポピュラーなカスタムだったそうです。また、日本では「Smith+PYTHON」から「SMYTHON」という呼称が定着していますが、現在は「Smith+COLT」で「SMOLT」という名称が一般化しているそうです。









日本ではとくに人気の高いモデルのひとつですね。トイガンでも、これまで幾度となくモデルアップされていますね。比較的最近では、タナカがペガサスで製作してましたね。









HWSのスマイソンはご存知CMCの金型を引き継いで製作されたものですね。残念ながら、スマイソン関係の金型は紛失しているとのことで、HWSスマイソンは数量限定とのことです。









じつは以前は個人的にそれほど好きなモデルではありませんでした。でも、こういう「いいトコ取り」が成立した時代というのもよいな~とおもうようになりました。





  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)ハートフォード [MG]