2021年12月02日
トイガン業界とリバイバル
みなさま、こんばんは。
え~、この冬公開の大作映画のひとつとして挙げられるであろう作品に、『マトリックス レザレクションズ(原題:The Matrix Resurrections / 2021)』があります。一作目の『マトリックス (原題:The Matrix / 1999)』は個人的にも衝撃を受けた作品で、おそらく初めておなじ映画を2回映画館で観た作品だとおもいます(余談ですが、2作目の『マトリックス リローデッド (原題:The Matrix Reloaded / 2003)』は、非常によい予告を作った映画だとおもっています)。
タイトルにある「resurrection」は「復活」という意味とのことで、物語的な面とともに2003年以来の新作という側面もあるのでしょうか。またもや余談ですが、「resurrection」というワードは、『007 スカイフォール(原題:Skyfall / 2012) 』でも、ジェームズ・ボンドが物語の象徴のように口にした言葉でした。
というところで、無理やりトイガンの話に移ると、CAWが金型を引き取っていたMGC製品を再生産する際に「リバイバル生産」といった言葉を使用していました。「revival」も復活や再生、復興といった意味ですので、まさしく往年のトイガンの「復活」という位置付けになりますね。
この業界、振り返れば活動を休止したメーカーが出していた商品を、別の会社が引き継ぐということはそれほど珍しいことではありませんでした。我らがマルシン工業と鈴木製作所はその事例に相当するのかはなんともですが、CMCから引き継いだハードフォードのM36やM19はその事例だとおもいますし、最近ではタナカのM9(MGC)やデザートイーグル(ハドソン産業)もリバイバル製品と言えますね。旧来の製品をそのまま販売継続してくれるだけでもパーツ供給の面でもありがたいですし、作動性など機能を向上させてくれるとなると非常に嬉しい展開といえそうです。
というわけで、明日以降、そのようなリバイバル生産のひとつ、CAW・コルト 32オートをご紹介いたします。お付き合いよろしくお願いいたします。
Posted by Virna at 23:59│Comments(0)
│[閑話休題]