2009年10月18日
TANAKA S&W PC M327 M&P R8

今回は、タナカの「S&W Performance Center M327 M&P R8」のご紹介です。

実銃は、米S&W社のカスタム部門であるパフォーマンスセンターが開発したリボルバーですね。
大型リボルバー用として開発されたNフレームのM27をベースに装弾数を増やしたほか、素材にスカンジウム合金を使用しています。
また、外観としてはピカティニーレールが追加されており、リボルバーとしてはいささか異色のデザインとなっています。

トイガンとしては唯一のモデルアップとなっています。
というより、最近では例外的にハートフォードがテキサス・パターソンを新規製作してくれていますが、リボルバーについては、バリエーションを含め新たに金型を起こして製作しているのはほぼタナカのみといえそうです。

前述のとおりバレル下部にピカティニーレールが採用されていて、これまでのリボルバーの印象とは異なりますね。M&Pを名乗っているだけあって、タクティカルな雰囲気全開な感じです。
また、バレルの形状がいかにもパフォーマンスセンターといったデザインで、個人的にはツボだったりします。
テキサス・パターソンのようなクラシカルなリボルバーもよいですが、このようなアグレッシブな銃というのもよいですよね~。

2009年07月12日
TANAKA SMITH & WESSON M1076

今回は、タナカの「S&W M1076」のご紹介です。

実銃は、米S&W社のセルフローディングピストルのうちで、サードジェネレーションとカテゴライズされるもののひとつですね。
使用口径は10mmオートで装弾数は9発、4.25インチ銃身のコンパクトモデルとなっています。

トイガンとしては唯一のモデルアップとなっています。
本モデルは、おなじくタナカのM4505のバリエーションモデルで、2年近くまえに5インチモデルもご紹介しております。

本モデルは'90年代初頭に製作されたもので、マガジンこそガワはフルサイズに近くなっていますが、ホールドオープンさせてもチャンバー部は覗けない、いまとなっては古いタイプのガスブローバックモデルです。
また、とくにトリガーガード内のパーティングラインはきっちり残っていたりして、やや残念な箇所があったりもします。まぁ、これらは当時の水準で、とくにこのモデルが悪いということではないのですが。
しかしながら、こまかな寸法はわかりませんが、外観は雰囲気バッチリでS&Wオート好きにはなかなかのモデルであったりもします。
また、以前にご紹介したM4505はガス漏れがみられましたが、本モデルのマガジンは快調でして、この数日ガスを入れたままにしてみましたが、まったく問題ありませんでした。作動自体は、まぁそれなりですが、とりあえず動いてくれたのは嬉しいことです。

2009年03月22日
TANAKA BERETTA M93R 1st

今回は、先日子ヤギさまのコメントで話題にでた、タナカの「BERETTA M93R 1st」のご紹介です。

実銃は、伊ピエトロ・ベレッタ社が開発した対テロ用マシンピストルですね。
当ブログでも以前にご紹介していますので、よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
なお、今回ご紹介のモデルの商品名は「SIC93」となっており、M93Rというモデル名の記載さえありませんが、当ブログではベレッタ・M93Rとしてご紹介させていただきます。

トイガンとしては、MGCのガスガンに代表されるように定番のひとつとなってますね。
最近ではKSCの「M93RII」のほか、マルゼンが固定スライドのガスガンを発売しましたね。

本モデルはタナカが台湾製のモデルを輸入・販売したものです。
日本の一般的なガスブロからすると、若干廉価版的な香りがします。なんといっても刻印が一切打たれていないのが、怪しさを増しているようです。
作動自体は安定しておりまして、とくにフルオートではそこそこ派手な音をたてて動いてくれます。集弾性のほうは・・・、すいません、試してません。部屋撃ちの感じでは悪くないようです。

2008年10月21日
TANAKA FN BHP Mk‐III

今回は、タナカの「Fabrique Nationale BROWNING HI-POWER Mk‐III」のご紹介です。

実銃は、大戦後に製作されたハイパワーの改修モデルとなります。
おもな変更箇所はフロント、リアサイトともにホワイトドットが入り、大型化されたマニュアルセイフティがアンビとなっている点です。
さらに内部機構としてAFPBの装備が挙げられます。

トイガンとしては、以前にJACとそれを引き継いだサンプロがガスガンで製作していますね。
両者とも以前に幾度か入手する機会があった筈なのですが、なぜか最終的に手に取ることなく、いまに至っております。おもえば、「あのとき買っておけばよかった」の典型的事象ではあります。

外観は初期のABSモデルにパール調グリップ(写真がうまく撮れず、申し訳ありません)が奢られているだけの本モデルですが、どの辺りに思い入れ(あるいは、想い出)があるのかについては、いつものように、あしたに続きます。

2008年10月18日
TANAKA FN BHP MILITARY MODEL

今回は、タナカの「Fabrique Nationale BROWNING HI-POWER MILITARY MODEL」のご紹介です。

実銃は、ベルギーFN社製の自動拳銃で、ジョン・M・ブローニングの遺作とされています。いくつものバリエーションがあるなかで、本モデルの外観の最大の特徴は、やはりタンジェントサイトにあるとおもわれます。

トイガンとしては、'80年代から'90年代にかけて東京マルイやJACがガスガンで製作しています。また、モデルガンではマルシン工業がモデルアップしてくれていますね。

タナカのハイパワーはWA・マグナのライセンスを受け、'90年代終わりにモデルアップされたものです。
他モデルと同様、設計は六人部氏によるもので、タナカとしても初のモデルアップとなっています。
タナカ・ハイパワーは現在もHW化され再生産されていたりと、息の長いモデルとなってますね。
本モデルは、比較的初期の生産モデルですが、一応限定品となってます。どの辺りが限定化については、いつものように、あしたに続きます。

2008年09月15日
TANAKA GLOCK 17
今回は、タナカの「GLOCK 17」の登場です。
実銃の簡単な情報は、以前にもタナカ・グロック17(ガスブロ)でご紹介しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。
グロックのトイガンは、MGCのガスブロを筆頭に数多くモデルアップされていますね。本モデルは、その中にあっても珍しい(?)固定スライドガスガンとなっています。
もとの設計がモデルガンをベースにしている筈なので、外観の出来はよいですね。まぁ、当たり前といえば当たり前なのですが・・・。
というところで、つづきはいつものように、またあした。
2008年09月12日
TANAKA H&K P8
今回は、タナカの「HECKLER & KOCH USP」の登場です。
実銃は、'93年に開発したUSPをベースにドイツ国防軍で採用されたものです。タナカUSP(モデルガン)ついては以前にもご紹介しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。
USPのトイガンは、本モデルの前に発売されたUSPを皮切りに各社より販売されていますね。また、タナカからはこの数年後、前出のモデルガンが製作されています。映画等の媒体でもバリエーションモデル含め登場回数も多いようですので、トイガンとしても定番モデルのひとつとして定着していますね。
もともとの設計が10年以上前のものですので、多少の甘さは見られますが、全体的な出来はよいとおもいます。マグナを搭載していますので、マガジンのガス漏れがなければ作動も良好ですね。
というところで、つづきはいつものように、またあした。
2008年08月23日
TANAKA S&W M500 3+1inch MODEL
今回は、タナカの「S&W M500 3+1inch MODEL」の登場です。
実銃は、8+3/8インチ銃身モデルにつづいて販売されたものですね。8+3/8インチ銃身モデルについては、以前におなじくタナカのM500(ベガサス)をご紹介しておりますので、そちらもご覧ください。
トイガンとしてはやはり唯一のモデルアップとなります。ただし、タナカではカート式に変更したカシオペアモデルでも製作しておりますので、厳密には2機種存在することになるのでしょうか。ちなみに、本モデルはペガサス方式のほうです。
銃身が短くなっても、存在感は変わりませんね。この辺はいかにもトイガン向きともいえるかもしれません。競作となっていないのが、残念といえば残念ですね。
というところで、つづきはいつものように、またあした。
2008年07月23日
TANAKA COLT .380AUTO
今回は、タナカの「TANAKA COLT .380AUTO」の登場です。
トイガンとしては唯一のモデルアップとなっているタナカ380オートですが、本モデルはリメイクされたものですね。以前のものはこちらでご紹介しております。
先述のとおり、最近リメイクされただけあって、動きはキビキビとしており好感が持てます。外観についても、元々のモデルがかの六人部氏の手によるものだけあって、雰囲気は抜群だとおもいます。
まぁ、コンパクト好きとして好みのサイズなので、多少フィルターが入ってしまっているかもしれませんね。
全体的にはよい出来だとおもうのですが、一部残念なところもあります。その辺りについては、いつものように、またあした。
2008年06月18日
TANAKA COLT GUARD
今回は、タナカの「COLT GUARD」の登場です。
「コルト ガード」なる銃が実銃にあるのか寡聞にして存じ上げませんが、トイガンにあってはディテクティブ スペシャルのシルバーモデル(ニッケルフィニッシュ?)ということになります。タナカ・ディテクティブ スペシャルについては以前にもご紹介しておりますので、そちらもご覧ください。
ディテクティブ自体はそこそこメジャーな銃かとおもいますが、トイガンとしては少ないですね。以前の記事でも書いていますが、タナカはペガサスで旧型のディテクティブ スペシャルを製作していますが、新型のほうは現在も製作されていません。
トイガンとしての再現度は10ン年も前の製品ですので厳しい点もありますが、メッキの感じはよいです。それだけに平面部にヒケが目立ちますね。ぶっといグリップは、これはこれでアリかもしれません。