2022年07月15日
MARUZEN WALTHER P99

今回は、マルゼンの「WALTHER P99」のご紹介です。
なお、本モデルはあじゃさまにお願いし、マルゼン純正のオリーブグリーン色のフレームに変更しております。

実銃は、ドイツ・ワルサー社が開発したポリマーフレームオートです。
007シリーズの数話で使用されていたこともあり、一定程度の知名度はありそうです。
ワルサー社初のポリマーフレームオートであり、その特性を活かしてバックストラップを変更可能にした最初のハンドガンだったと記憶しています。
なお、使用口径は9×19mm、装弾数は16+1発です。

トイガンとしては、国内メーカーではマルゼンがガスブローバックガンと固定スライドガスガンを製作しているほか、東京マルイはP99 DAOとして電動ブローバックガンを販売していました。
マルゼンP99(およびP99コンパクト)は本家ワルサー社から図面の提供を受けており、トイガンとしての新しい方向性を示しているようにおもわれたものです。

先述のとおり、本モデルはマルゼン純正のオリーブグリーンカラーのフレームに変更されています。
このフレームは10年以上前のイベントに出展していた同社ブースにて購入していたものです。
当時「いずれは」とおもって保管していたもので、あじゃさまにP990をお願いしたこともあり持ち出したところものでした。ところが、わたしにはまったく歯が立たずで、あじゃさまに泣きついて変更していただいた次第です。
あじゃさま、またぞろお願いとなり申し訳ありませんでした。今回もありがとうございました!

2008年06月28日
MARUZEN COLT GOVERNMENT
今回は、マルゼンの「COLT GOVERMENT SERIES ' 70」の登場です。
実銃は、これまでに散々取り上げた不朽の名作ガバメントモデルですね。あぁ、もう何回目なんでしょうか・・・。
トイガンとしても各社よりモデルアップされていますね。当ブログでも、そりゃもう何度も取り上げていますね。
マルゼンからは初のモデルアップでしょうか。この後にCQBモデルというのが発売されていますね。
実銃と比しての寸法云々はよくわかりませんが、全体の造型としては悪くないのかな~とおもいます。違和感をおぼえないといえばいいのでしょうか。しかし、個人的にイマイチな部分もあります。その辺については、また明日に。
2008年02月19日
MARUZEN WALTHER PPK/S
今回はマルゼンの「WALTHER PPK/S」の登場です。
実銃は、アメリカの銃規制法でPPKが輸出できなくなったため、PPのフレームにPPKのスライドを組み込んだものです。これはもう定番中の定番モデルですね。
トイガンとしては意外にモデルアップされていないですね。エアコッキングガンとしてはマルシン製、モデルガンもおなじくマルシンと現在は絶版のWAのものくらいでしょうか。マスターピースなのに寂しいものです。
トイガンの再現度としてはそこそこかとおもいます。一部固定スライド時代の型を使用しているとかで寸法はビミョーな箇所があるようですが、そこまでわからないのでOKです。いや、寸法もリアルに越したことはないですけどね。
本モデルはマルゼンのガスブローバック参入第一弾ですね。なかなか小気味よい動きで好感が持てます。マルゼンの一連のガスブロはなかなかよい出来だとおもいますので、これはぜひ他の機種も製作してほしいものです。PPKなんてどうでしょうね~? これはマルゼンが出すべきモデルじゃないかとおもうのですが。
2008年01月17日
MARUZEN WALTHER P38
今回はマルゼンの「WALTHER P38」の登場です。
実銃は、'38年に「ルガーP08」にかわり独陸軍の制式採用となった自動拳銃です。当時最新であったダブルアクション機構を採用したほか、プロップアップタイプのショートリコイルを取り入れるなど、非常に意欲的なモデルであったといえます。
日本でも根強い人気のあるモデルで、トイガンとしても数度製品化されています。
本モデルはそのなかでも決定版といえるモデルで、ワルサー社と提携したマルゼンが実銃の図面の提供を得て製品化したものです。また、その完成度は、発売当時競作となりそうだったタナカ版P38「グレイゴースト」が試作までできていたにもかかわらず製品化されなかった点に間接的に現れているかもしれません。
これだけの完成度を誇るモデルでありながら、バリエーションは刻印違い、表面処理違いに留まります。外箱にはいかにも様々なバリエーション展開を予測させるようなイラストがあっただけに非常に残念です。あわよくばP5まで・・・という私の願望はどうも願望に終わってしまいそうですね。
2007年10月24日
MARUZEN WALTHER P99 COMPACT AS
今回は、マルゼンの「WALTHER P99 COMPACT」です。
実銃は、独ワルサー社のヒット作「P99」のコンパクトモデルで、'04年に発表されました。スライド、フレームとも切り詰められており、また、当時マウントレールの改良などが行われたP99と仕様を合わせ、最新仕様のモデルとなっています。
トイガンとしてはP99とともに、初にして唯一のモデル化です(P990は除く)。マルゼンはワルサーと提携をしており、実質その第一弾モデルがP99でしたが、こちらはマルゼンらしからぬ精巧さで(失礼)、現在も売れ筋モデルとなっています。
このP99Cについては発表から発売までに時間がかかりましたね。この業界、時間がかかるのは常のことなのですが、発表が発売に漕ぎつかないのもそう珍しいことではないのでドキドキしていました。同時に発表になった、P38のアレはいまだ発売なりませんね。
作動性は文句なしですね。コンパクトとはいえ、侮れないものがあります。ちょっと注意が必要ですが、P99のマガジンが使えるのも何気に嬉しいものです。
せっかくなので、この勢いでSW99とか・・・。ムリですかね。
2007年09月01日
MARUZEN WALTHER P99
今回は、マルゼンの「WALTHER P99」です。
実銃は、独ワルサー社初のポリマーフレームを採用したオートです。その他の特徴はこちらやこちらをご覧ください。
トイガンとしてはマルゼンが初のモデルアップとなります。本家ワルサーとの提携の元に実銃の図面を入手し製作した渾身のモデルです。
実際、本銃はそれまでのメーカーのイメージをよい意味で裏切っており、独特のトリガーシステムや、コッキングインジケーターの再現など、非常に完成度の高いものだとおもいます。
発売後しばらくはお得意のバリエーション(?)展開しかありませんでしたが、急にコンパクトの製作を発表。それも忘れかけた頃に発売と相成りました。
願わくは、SW99の製作もお願いしたいところではあります。結構売れませんか、ねー・・・。