2008年01月17日
MARUZEN WALTHER P38
今回はマルゼンの「WALTHER P38」の登場です。
実銃は、'38年に「ルガーP08」にかわり独陸軍の制式採用となった自動拳銃です。当時最新であったダブルアクション機構を採用したほか、プロップアップタイプのショートリコイルを取り入れるなど、非常に意欲的なモデルであったといえます。
日本でも根強い人気のあるモデルで、トイガンとしても数度製品化されています。
本モデルはそのなかでも決定版といえるモデルで、ワルサー社と提携したマルゼンが実銃の図面の提供を得て製品化したものです。また、その完成度は、発売当時競作となりそうだったタナカ版P38「グレイゴースト」が試作までできていたにもかかわらず製品化されなかった点に間接的に現れているかもしれません。
これだけの完成度を誇るモデルでありながら、バリエーションは刻印違い、表面処理違いに留まります。外箱にはいかにも様々なバリエーション展開を予測させるようなイラストがあっただけに非常に残念です。あわよくばP5まで・・・という私の願望はどうも願望に終わってしまいそうですね。
Posted by Virna at 23:59│Comments(2)
│マルゼン [GG]
この記事へのコメント
昔の銃は現代の物と違い、美しいですね。現代の物はマシンという感じがします
Posted by at 2008年01月18日 18:00
?さま、こんばんは。
おっしゃるとおり、昔の銃は造形に美しさを感じますね。最近の銃は機能性を追及したよいデザインもあるのですが、方向性が異なるようにおもいます。これで、実銃のブルー仕上げだとさぞ綺麗だろうと想像します。
おっしゃるとおり、昔の銃は造形に美しさを感じますね。最近の銃は機能性を追及したよいデザインもあるのですが、方向性が異なるようにおもいます。これで、実銃のブルー仕上げだとさぞ綺麗だろうと想像します。
Posted by Virna at 2008年01月20日 01:14