≡偏向的トイガンカタログ≡

今回は、タナカの「SIG SAUER P220」のご紹介です。






実銃は、スイス・SIG社と独・J.P.Sauer & Sohn社が次期軍用拳銃として開発したダブルアクションオートマチックピストルです。1975年に完成し、P75としてスイス軍に採用されています。
開発の背景として、製造コストが高かったSIG P210の反省があり、このため製造工程の省力化が図られているそうです。とくにスライドのプレス加工が特徴のひとつと言えますね。
本モデルの使用弾薬は9×19mmで、装弾数は9+1発となっています。







本モデルは、タナカがアーリータイプとしてモデルアップしたものになります。同タイプのモデルはガスガンでも販売していますね。
このタイプは、トイガンとしてはMGCがモデルガンを発売していました。また、スライドが切削加工となった後期型も含めればエアコッキングガンやガスガンでもモデルアップされており、定番モデルのひとつとなっています。
なお、本モデルはEVO2として発火性能の向上を目指したモデルとなっています。







タナカのP220はガスガンが先行し、その後モデルガンでも販売されました。P220は本モデルの初期型のほか、切削加工の後期型もラインアップに加えていますが、こちらはこの記事を書いている時点では自衛隊仕様でのモデルアップとなっています。
ガスガンではP75がラインアップに入っていますので、ぜひモデルガン版も販売してほしいものです。