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トイガン歴四半世紀ほどの「中堅フリーク」です。あまり知識はありませんが、これまで蒐集してきたトイガンを振り返る意味も含め、少しずつ紹介しています。
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2022年08月19日

B.W.C. SMITH & WESSON SW1911SC E-SERIES






今回は、B.W.C.の「SMITH & WESSON SW1911SC E-SERIES ROUND BUTT SCANDIUM FRAME」のご紹介です。








実銃は米S&W社が2011年頃から販売しているモデルです。銃身長は4.25インチで所謂コマンダーサイズとなっています。
使用弾薬は当然の頃ながら.45ACPで、装弾数は8+1発。
外観と特徴としてはS&Wオートでは見慣れたスケイルドパターンのスライドのセレーションとともにラウンドバット化されたフレーム端部が挙げられます。









トイガンとしては唯一のモデルアップですね。
WAはSW1911を皮切りにいくつかのモデルを製作しており、スタンダードなScも販売していましたが、ラウンドバット化されたモデルには至っていませんね。
B.W.C.では最近やや仕様を変えて再販しており、ある種定番的なモデルとなっていると言えそうです。









スライドのセレーションでS&Wらしさを前面に出しつつ、スライドとフレームの2トンで洒落た感じを演出し、グリップをラウンドバット化することで握りやすさという実用性を感じさせるという見事な表現力はひと頃のS&Wにはない余裕を感じさせますね。
B.W.C.でも数々の1911オートを作成してきたこともあり非常に手慣れた感じで、その再現性の高さはたしかな技術力の裏付けがあってこそだとおもいます。
B.W.C.のモデルはそのこだわりから販売価格も高くすぐには手が出せないのが正直なところですが、このような珠玉のモデルを販売してくれているのは非常にありがたくおもっています。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)B.W.C.[MG]

2022年08月18日

ひとつの頂きに近い







みなさま、こんばんは。
え~、またもや唐突ですが、究極の1911オートというとどのようなモデルを思い浮かべるでしょうか。
様々な評価基準や想い入れがあるとともに、またカスタムも含めれば莫大な種類となるため、実際のところはランキングを行うのも困難になりそうです。
目的によっても異なると思いますが、カスタム系のキャリーガンとしてはラブレスカスタムは伝説的な存在ですし、メーカー製で華があるモデルとしてはキンバー CDPも外せないところではないでしょうか。個人的にはあじゃさまに再現いただいたコルト ゴールドカップコマンダーはロマンの感じられるよいモデルだと思っています。
そういう点では、2003年に満を持して1911オートを自社ブランドで販売開始したS&WのSW1911シリーズにも数々の魅力的なモデルがありますね。
写真のモデルもそのひとつで、コマンダーサイズのキャリーガンとしてツボを押さえた仕様と個性的な意匠とが非常に好印象なモデルになっています。
というわけで、明日以降、B.W.C.・S&W SW1911SC Eシリーズをご紹介いたします。お付き合いよろしくお願いいたします。

  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[閑話休題]

2022年08月14日

B.W.C. CZ CZ100 のおまけ






本日は、きのうに続きましてB.W.C.・CZ M100のおまけ写真をお届けします。





▲グリップの全体的なラインはシンプルに仕上がっています







▲チャンバー後部には銃身最後端の上昇を止める目的のバレルストップが
スライドは角張っています







▲最後はKSC・CZ75 1st(HW)と
なかなか興味深い変化です



  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[おまけの写真]

2022年08月13日

B.W.C. CZ CZ100 のつづき






本日は、きのうに続きましてB.W.C.・CZ M100のご紹介です。








実銃はCZ社開発の初のポリマーフレームオートということで一定の期待があった印象ですが、前述のとおりグロックの影響は大きかったものの凌駕するには至らず、それでも10年ちょっとの販売期間を経て販売終了となっています。
S&Wのシグマ 40Fほどに割り切って開発することもできなかったのだとは想像しますが、全体的にやや中途半端な印象はありますね。
一方で、見た目ほどに違和感のない握り心地のグリップや操作系パーツの配慮などはCZ75の系譜を感じさせてくれます。









最近のトイガンと比較すると粗も目立ちますが、エアコッキングガンとしては充分及第点と言える水準になっているとおもいます。
トリガーガード周りの複雑なラインもよく再現されており、実銃メーカーの刻印もきっちり入っていて好感が持てますね。
実銃の評価を勘案すると再度のモデルアップは望めそうにありませんので、大事に保管していきたいとおもっています。






  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[きのうのつづき]

2022年08月12日

B.W.C. CZ CZ100






今回は、B.W.C.の「Česká zbrojovka(CZ) CZ100」のご紹介です。








実銃は、Česká zbrojovka(CZ)社初のポリマーフレームオートとして開発されたものとなります。
当時軍や法執行機関に広がっていたグロックシリーズの影響を多分に受けており、トリガーもDAOとなっています(DA/SAとなったM110もあり)。
なお、使用弾薬は9×19mmで、装弾数は13+1発です。









トイガンでは唯一のモデルアップです。
登場時の状況はおぼえていないのですが、本体の刻印から察するに元々は韓国メーカーが開発したものをB.W.C.が輸入したようですね。
実銃の評価は芳しくなかったようですでに生産中止、ポリマーフレームオートとしても後継のモデルが出ている現状にあっては、再度のトイガン化は望めそうにないですね。









まだ高級路線のトイガンが販売されていなかったであろう時期の海外メーカー製のエアコッキングガンということで、本体の質感や再現性は価格なりといった状況です。
とくに亜鉛パーツについては、保管状況が悪かったものか塗装の剝がれが発生してしまっており、手にすると残念な気持ちになりますね。
一方で、特徴のひとつであるバレルストップが別パーツで再現されていたりと、それなりに意欲的な面も見られます。
なにより、いまとなればトイガンとして手にすることは難しいであろうモデルを形にして、そして流通に乗せてくれたことには感謝の念しかありません。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)B.W.C. [AG]

2022年08月11日

これも徒花でしょうか







みなさま、こんばんは。
え~、実銃の世界では様々なメーカーから多くのモデルが生み出されており、クローンモデルを作っているメーカーを除けば、それぞれ自社色を出すことに苦心しているとおもわれます。
また、ヒット作が出た後の次代モデルを生むにもかなりの経営資源を投入する必要があるようで、ずっとヒット作に恵まれたというメーカーはないようにおもいます。
とくにオーストリア・グロック社が販売したグロック17以降の一連のシリーズは各国の軍や法執行機関に多大なる影響を与え、ポリマーフレームオートの開発にはどのメーカーも躍起になっていた時期がありました。
それらのいくつかは成功を収めたものの、その多くは評価の俎上に上る機会も少なく消えてゆきました。
それだけグロック17の輝きが強かったという証左にもなりますが、一方でそれらの「失敗」を反省することで、次なるモデルを生み出すこともできたのだとおもいます。
というわけで、明日以降、実銃は必ずしも成功したとは言えないだけに貴重となったB.W.C.・CZ100をご紹介いたします。お付き合いよろしくお願いいたします。

  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[閑話休題]

2022年08月07日

KSC CZ CZ75 2nd のおまけ






本日は、一昨日に続きましてKSC・CZ CZ75 2ndのおまけ写真をお届けします。





▲グリップパネルはやや古さも感じさせますね







▲スライド上面はシンプルなデザイン







▲この完成度でモデルガンも手にしたかったです



  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[おまけの写真]

2022年08月06日

KSC CZ CZ75 2nd のつづき






本日は、きのうに続きましてKSC・CZ CZ75 2ndのご紹介です。








実銃は9×19mmを15発装填できるハイキャパシティモデルですが、非常に握りやすいものになっているようです。
トイガンにはなりますが、92F系と比較してみるとその差は歴然ですね。
往年の名銃・ブローニングハイパワーもそのグリップ感には感心したものですが、CZ75はその流れを汲むモデルと言えそうですね。









本モデルはKSCに勢いのある時期に製作されており、非常によくまとまった好印象のモデルです。
最近も表面処理のバリエーションを販売していますが、こういうモデルは継続して販売してほしいものです。
また、なかなかバリエーションも難しいとはおもいますが、できればCZ85なども手掛けてくれれば嬉しかったですね。
個人的にはいまならモデルガン化しても一定程度の販売が見込めるとおもうのですが、いかがでしょうか。






  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[きのうのつづき]

2022年08月05日

KSC CZ CZ75 2nd






今回は、KSCの「Česká zbrojovka(CZ) CZ75 2nd」のご紹介です。








実銃は、Česká zbrojovka(CZ)社開発のオートマチックですね。
1975年に量産が開始されましたが、本モデルは80年代中頃にレール部を延長したモデルを再現しています。
なお、使用口径は9×19mm、装弾数は15+1発となっています。









トイガンでは、古くは我らがマルシン工業がライブカートリッジ式のガスブローバックガスガンを販売していたほか、MGCも固定スライドからガスブロと販売していました。ほかにもLSなどもラインアップに加えていました。
一般的には知名度の高いモデルではありませんが、国内では高評価で紹介されたことでモデルアップの機会に恵まれたと言えますね。









KSCではABS版からリリースを開始し、米国への正式輸入モデルでエナメル塗装仕上げを再現したバウスカモデルや、MGCに続いてショートレールと呼ばれる初期のモデルもラインアップに加えています。
本モデルはHW樹脂を採用したモデルで、ABS版と比較すると重量感を得られるものとなっています。









  

Posted by Virna at 23:59Comments(0)KSC [GG]

2022年08月04日

もうひとつの系譜







みなさま、こんばんは。
え~、また昔ばなしになってしまいますが、KSCは1995年にトイガンメーカーとしての活動を開始しました。前年のMGC休業を受けてのメーカー活動開始で、同社の100%自社設計開発モデル第一号は「M93Rガスブローバック」でした。
同モデルは、その後KSCブランドでも販売され、バレルのスリット形状や刻印でバリエーション展開を行うなど、同社のフラッグシップモデルとなりました。
同様にMGC時代のモデルをリメイク的に新規開発したとおもわれるのがCZ75になります。
MGCでは固定スライドのガスガンを販売し、休業直前にはガスブローバックモデルも開発していましたが、KSCのそれは実銃の人気とともにどこかリベンジ的な意味合いもあったのではないかとおもっています。
というわけで、明日以降、KSC・CZ75 2nd (HW)をご紹介いたします。お付き合いよろしくお願いいたします。

  
Posted by Virna at 23:59Comments(0)[閑話休題]