2018年08月31日
CAW GLOCK 18(GEN2)
今回は、クラフトアップルワークス(CAW)の「GLOCK 18(GEN2)」のご紹介です。
実銃は、オーストリア軍の対テロ特殊部隊の要請で開発されたマシンピストルとなります。
G17と基本的には同じ仕様ながら、セレクターの切り替えによりセミ/フルが選択できるものとなっています。
外観の特長としては、スライド後部のセレクターのほか、軽量化を目的とした肉抜きスライドから覗けるバレル上部のガスポートが挙げられます。
トイガンとしては、モデルガンではタナカがGEN2フレームでバレルが延長されたタイプをモデルアップしています。また、ガスガンではGEN2をMGCが、GEN3のG18CをKSCと東京マルイがモデルアップしていますね。
機能を盛り込む必要はあるものの、例えばM93Rとは違い、ベース銃であるG17のパーツを流用しながらセミ/フルのセレクティブファイアというギミックが楽しめる点においては、まさしくトイガン向きと言えそうですね。
本モデルは、タナカのモデルガンをベースにカスタム品として販売されたものになります。
当時トイガンショップであったCAWがメーカーとして発売したはじめてのモデルだったと記憶しています。
残念ながら発火させたことはありませんが、タナカに先駆けてG18がモデルアップされたことで、当時非常にドキドキしましたが、その価格に手が出なかったことを覚えています。
なお、本モデルはスライドとバレルは所謂G18Cの形状になっていますが、フレームはGEN2となっています。このようなモデルが実銃にあるのかは不明ですが、当時としてはやむを得ないところではありますね。
2018年08月30日
趨勢は絶えず変化して
みなさま、こんばんは。
え~、またもや唐突ですが、わたしがトイガン蒐集を始めておおむね四半世紀近くになります。その間に、トイガン自体にも進歩がありましたが、トイガンメーカーの構図も大きく変わってしまいました。幾つかのメーカーは廃業し、金型が引き継がれることもなく廃盤になってしまったモデルも多くあります。
一方で、廃業したメーカーに比べ少なくはありますが、新規にメーカー活動をはじめたケースもありますね。KSCもそのひとつで、MGCの廃業を受けトイガンメーカーとしての活動を開始し、一頃は間違いなく存在感を発揮していました。
CAWはショップ発ではありましたが、メーカーとして51ネービーやスコーフィールドを立て続けにモデルアップし、大手メーカーとは異なる機種選定が支持を得ていたとおもいます。
というわけで、明日以降、そのCAWがメーカーとして走り始めた時期に製作されたタナカベースのカスタムガン・グロック18をご紹介いたします。お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
2018年08月29日
Gun Professionals誌購入
みなさま、こんばんは。え~、今月もGun Professionals誌ネタの時期となりました。というわけで、いつもの感想記事をお届けいたします。詳しい内容は、本誌でご確認をお願いいたします。
2018年10月号は特集記事はなし。個人的には、「キンバーカスタム1911」が気になるところでした。クラシック カスタムやLAPD METRO CUSTOM II など、興味深い銃が紹介され、キンバー1911の種類の多さに感心しきり。もう完全に自己満足の世界ですが、いつかこのあたりのモデルの再現もしてみたいような・・・。
「S&W Model 67 and Model 68」は写真を見ているだけで楽しい気分に。以前はシルバーの銃はニガテでしたが、最近はこういうモデルも味があるな~と。ただ、写真を撮るのは大変だろうと想像もします。
トイガン関係は、残念ながら個人的に気になるモデルはありませんでした。そろそろタナカからKフレームのVer.2化のアナウンスがほしいところです・・・。
台風が来ては蒸し暑くなり、あるいは各地でゲリラ豪雨のニュースが続いていますね。この夏も帰省いたしましたが、帰省先も猛烈に暑く辟易いたしました。天候次第なのでなんともですが、そろそろ涼しくならないと厳しいですね。というところで、では、また。
2018年08月26日
TANAKA GLOCK 17(GEN2) のおまけ
本日は、タナカ・グロック 17(GEN2)のおまけ写真をお届けします。
▲いつものグリップ部を1枚
もはやクラシカルにも見えますね
もはやクラシカルにも見えますね
▲スライドを上部から
スライドは平坦で割り切ったデザインになっています
スライドは平坦で割り切ったデザインになっています
▲最後はGEN3(タナカ・モデルガン)と
GEN4のモデルガンも欲しいところです
GEN4のモデルガンも欲しいところです
2018年08月25日
TANAKA GLOCK 17(GEN2) のつづき
本日は、きのうに続きましてタナカ・グロック 17(GEN2)のご紹介です。
実銃は、前述のとおりフレームにポリマーを使用することで強度を維持しつつ軽量性を向上させており、独特の「セーフアクション」と合わせ、とくに法執行機関に強い訴求力を持っていたため一世を風靡いたしました。
ポリマーフレーム自体は独H&K社のVP70(リンク先はMGC製モデルガン)ですでに採用されておりましたが、それに留まらない革新性が込められていたことにより成功を収めることができたのだと思います。
トイガンとしてはMGCのガスガンを皮切りに、結果として数社の競作となる人気機種となりましたが、モデルガンではタナカのみとなっています。
ガスガンもよいのですが、実銃の構造を学ぶという点ではモデルガンに軍配が上がる場面が多いかと思いますので、今後もガスガンとモデルガンがうまい按配で製品化されてゆくとよいですね。
2018年08月24日
TANAKA GLOCK 17(GEN2)
今回は、タナカの「GLOCK 17(GEN2)」のご紹介です。
実銃は、オーストリア・グロック社製作のポリマーフレーム オートマチック拳銃で、使用弾薬は9x19mm、装弾数は標準的なマガジンで17発となっています。
ご説明するまでもなくポリマーフレーム オートのマスターピースと呼べる存在で、現在は第5世代となり継続して販売されているモデルとなっています。
ガスガンでは各社からモデルアップされているものの、モデルガンとしては唯一となります。
また、タナカはG17(GEN2)をハンドガンのモデルガン第2弾として製作し、その後ガスガン(GEN3)に移行。しばらくして、GEN3→GEN2のモデルガンを再度展開しています。
本モデルは、以前にご紹介した初期モデルではなく、ガスガンの展開後に製作されてものとなります。
フレームが一部改修(新造?)されており、ガスガンと共用とおもわれる箇所があります。
なんにせよ、実銃ではマスターピースとなっている銃がモデルガン化されていないのはいかにも残念なので、本モデルの存在は非常にありがたいものだと考えています。
2018年08月23日
イノベーションを起こす
みなさま、こんばんは。
え~、前回までにご紹介いたしましたS&W M&P9は、実銃では米国の銃器界では一定の評価を受け、順調にバリエーション展開を広げています。
デザインもよく練られておりS&W社渾身の製品でしたが、一方で革新性を帯びたモデルというわけではないとおもいます。言い換えれば、商業的な意味での成功ではあっても、残念ながらイノベーションを起こした製品とまでは言えないですね。
そういう点では、オーストリア・グロック社のG17は、それまでの「鉄」と「木」が中心であった銃器の世界にあって、ポリマーをうまく取り込んで成功した革新的なモデルであったと言えます。
というわけで、明日以降、まさしくマスターピースと呼ぶに相応しいグロック17のモデルガン(タナカ製)を、再度ご紹介いたします。お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
2018年08月20日
TOKYO MARUI S&W M&P9 4-1/2inch のおまけ2
本日も東京マルイ・S&W M&P9 4-1/2インチのおまけ写真をお届けします。
▲まずはポリマーフレームオートのマスターピース
グロック17(タナカ・モデルガン)と
グロック17(タナカ・モデルガン)と
▲つづいてシグマ SW40F(WA ガスガン)と
あえてタイトルを付けるとすれば「失敗と雪辱」でしょうか
あえてタイトルを付けるとすれば「失敗と雪辱」でしょうか
▲最後は仲良く1枚に
2018年08月19日
TOKYO MARUI S&W M&P9 4-1/2inch のおまけ
本日は、東京マルイ・S&W M&P9 4-1/2インチのおまけ写真をお届けします。
▲東京マルイではサムセフティ付きを再現
スライド後端の鱗状のセレーションがステキです
スライド後端の鱗状のセレーションがステキです
▲トリガー周りを1枚
スライドストップもアンビになっています
スライドストップもアンビになっています
▲「MILITARY & POLICE」のロゴがポイントのグリップ周り
バックストラップ部は交換可です
バックストラップ部は交換可です
2018年08月18日
TOKYO MARUI S&W M&P9 4-1/2inch のつづき
本日は、きのうに続きまして 東京マルイ・S&W M&P9 4-1/2インチのご紹介です。
実銃は、S&Wがシグマの「失敗」とSW99の不振という教訓を得て開発したポリマーフレームオートです。
往年の「Military & Police」の名を冠するだけあって気合の入ったものとなっており、市場での評価も高いようです。事実として、本モデルの基本的なデザインを踏襲し、口径バリエーションやコンパクトモデルなどかなりの展開を見せています。
トイガンとしては競作もなく残念な状況ではありますが、東京マルイは競技向けファクトリーカスタムであるM&P9L PCポーテッドをバリエーションとしてラインアップに加えましたね。
個人的にこういったモデルはKSCにお願いしたいところですが、残念ながらそのような動きはなさそうです。かつてのKSCならM&Pシールドあたりをガスガン化してくれそうですが。そういうメーカーが少なくなっているという現状は、トイガン愛好者の高齢化が進んでいるという間接的な証明なのかもしれませんね。