2008年04月05日
MKK FN BHP CHINESE MODEL
今回は、マルシン工業の「FN BROWNING HP CHINESE MILITARY MODEL」の登場です。
長々と続きました「ブローニング ハイパワー篇」ですが、今回で一段落となります。で。チャイニーズモデルの再登場となります。
本モデルは、サイドファイアー方式の再販品になります。前々回にご紹介のモデルからの相違点は表面処理で、マット調の塗装が施されており、HW素材に塗装したような雰囲気もあります。
マルシン ハイパワーは最近完成品の再販がないようですが、せっかくCF化しているので、ぜひともバリエーション展開を再開してほしいものです。最近はモデルガンの再販もあるようなので期待してます。
ところで、本篇最後と書きましたが、次回、おまけを掲載の予定です。では、また~。
2008年04月04日
MKK FN BHP St LOUIS MODEL
今回は、マルシン工業の「FN BROWNING HP St LOUIS MODEL」の登場です。
前回までに引き続き、ブローニング ハイパワーのセントルイスモデルとなります。外観はなんというかフツーのコマーシャルモデルでして・・・。申し訳ありません。わたくし本モデルの由来を存じあげません。どなたかご教授くださればさいわいでございます。
本モデルはCF化以前のバリエーションのひとつですね。ほかにピンダットモデルなんていうものも製作されえていました(未所有)。
木製グリップも奢られており、当時としては他のモデルよりちょい高めの設定だったようです。
ハイパワーはDXモデルなんてものも製作されており、なんというか当時の勢いを感じるモデルともいえますね。
2008年04月03日
MKK FN BHP CHINESE MODEL
今回は、マルシン工業の「FN BROWNING HP CHINESE MILITARY MODEL」の登場です。
引き続きのブローニング ハイパワーですが、今回は中国国民軍正式採用のモデルですね。最大の特徴は、やはりスライドに彫られた刻印で、「中華民國國有」が燦然と輝いております。
<
本モデルは、80年代に製作されたもので、前回までのCF化されたHPの以前のモデルとなりますね。基本的な仕様はミリタリーモデルに準じますが、前述のスライド刻印がかなりのインパクトを持っています。
チャイニーズモデルは、CF化後もキットモデルとして製作されました。また、タナカがガスガンで製作してますね。
というわけで、今回は件の刻印部の写真をご用意しました。よろしければ、ご覧くださいませ。
2008年04月02日
MKK FN BHP CANADIAN No.2 Mk I
今回は、マルシン工業の「FN BROWNING HP CANADIAN No.2 Mk I」の登場です。
本モデルは第二次世界大戦中にカナダのジョン・イングリス社にて生産されたモデルですね。ちなみに、No.1 Mk I I はタンジェントサイト付きのモデルだそうです。
本モデルもCF化後のモデルですが、前回までにご紹介の2モデルが製作されて、すこし時間を置いて発売となりました。そのため、このモデルのみ外箱がモデルガンの写真を使用したものに変更されています。
基本的な仕様はその他のモデルとおなじですね。残念ながら、CF化されたハイパワーのバリエーションは本モデルの後、キットで「中華民國國有」モデルが発売されたのみですね。再販もなかなかされないようですが、今後ダミーカート化されて復活とかあるのでしょうか。
2008年04月01日
MKK FN BHP MILITARY MODEL
今回は、マルシン工業の「FN BROWNING HP MILITARY MODEL」の登場です。
実銃は皆さんご存知の有名モデルですね。ブローニング ハイパワーの説明はコチラもご覧ください。
外観の最大の特徴は、やはりリアサイトのタンジェントサイトですよね。実用性については?ですが、いまとなれば、なかなか魅力的なシステムだとおもいます。
本モデルは、10年ほど前に製作されたセンターファイアー化されたものです。細かな再現度という点ではアラもあるようですが、当時はCF化してくれただけでも嬉しかったです。HW化しても軽いとおもえるのは仕方ないことですよね。
2008年01月25日
MKK COLT .25 AUTO
え~、厚かましくも「勝手に連動企画」第2弾、今回はマルシン工業の「COLT .25 AUTO」の登場です。
というわけで、今回ものぶちゃんさまのブログ『エアーガン・コレクション・・・密かな楽しみ』との「連動企画」でございます。
実銃は、スペイン・アストラ社製造の小型拳銃を米コルト社が自社ブランドで販売していたものです。
この銃も のぶちゃんさまのページに詳細が載っていますので、こちらもあわせてご覧ください。
ちなみに本記事での表記は、マルシンの商品名にならい「.25オート」としております。
こちらも、モデルガンとしては唯一のモデルアップですね。マルシンでは、キットモデルも含めこれまで幾度か再販をしてくれています。直近では「エクセレントHW」でダミーカートモデルを発売しています。のぶちゃんさまのブログで紹介されているのが、そのモデルですね。本モデルは、数年前に発売された発火使用のモデルです。
キットモデルを以前に発火させたことがありますが、なかなか小気味よい動きだったと記憶しております。ダミーカートモデルとなったのは、耐久性に問題があったのか、発火させる層が減ったのか、どちらでしょうか?
今回はホルスターのご紹介です。ホルスターや小物類はほとんど所有していないのですが、たまにはということで。
サファリランド製のインサイドホルスターですね。
こんな感じに収まります。
2008年01月19日
MKK MAUSER M712
今回はマルシン工業の「MAUSER M712」の登場です。
M712については、以前にもご紹介していますね。よろしければ、こちらもご覧ください。
M712は、かつての定番モデルのひとつで、金属モデルガンでもマルシンのほか、ハドソン産業がM1930を、MGCがM1896(M1916)を製作しています。独特の造形が時代を経ても多くのひとを魅了するのでしょうか。
マルシン工業の金属モデルガンはどれも秀逸な出来栄えといえますが、本モデルもトイガンのマスターピースのひとつといえるとおもいます。とくにカッチリとした動きはM712のメカニカルな外観にもよく合いますね。
金属モデルガンは、その金色の地肌に敬遠される方もいらっしゃるようですが、ABS/HWにはない魅力があるとおもいますので、一度手にしてみてほしいとおもいます。
2008年01月14日
MKK ENFIELD No.2 MK1
今回はマルシン工業の「ENFIELD No.2 MK1」の登場です。
実銃は、英国エンフィールド造兵廠がウェブリー&スコット社製の中折れ式リボルバーを基に、将兵の操作性を考慮し、当初の.455口径から.380口径に変更したものだそうです。
トイガンとしては、かつて中田が金属モデルガンを製作していました。本モデルはおそらくその金型を引き継いでいるかとおもわれます。
本モデルはバレル長の異なる3種類のモデルが製作されていました。
なかなかメカニカルな外観で、無骨な感じが非常に魅力的ですね。カートリッジを飛ばすアクションも楽しいのですが、こちらはHWの強度が心配でなかなか堪能できないのが残念です。
2008年01月12日
MKK S&W MODEL 2 ARMY
今回はマルシン工業の「S&W MODEL 2 ARMY」の登場です。
実銃は、当時カートリッジ式の弾薬のパテントを持っていた米S&W社が製造したリボルバーです。.22リムファイアー弾を使用していた「モデル1」に対し、より威力の大きい.32リムファイアー弾を使用できるよう開発されたもので、その取り回しの容易さからかなりのヒットモデルであったとのことです。
また、よく言われることですが、坂本龍馬が愛用していたということで有名なモデルでもあります。
トイガンとして比較的容易に入手できるものとしては、このマルシンのモデルがほぼ唯一かとおもいます。
物自体はマルシンらしく手堅くまとめられており、不満はありません。小さくシンプルなラインながらも非常に存在感のあるその佇まいは、現代銃にはない魅力がありますね。
何故にこのようなモデルを製作したのかわかりませんが、マルシンの機種選定基準は謎なので、それをよい方向に受け止め、今後も時々こういうモデルを製作してくれないかなと考えています。
2007年12月26日
MKK S&W M586 4in
今回はマルシンの「S&W M586 DISTINGUISHED COMBAT MAGNUM 4in」の登場です。
実銃は米S&W社が'81年に発表した、M19の発展型的な位置付けのモデルです。元々Kフレームが.38スペシャル用であり、.357マグナムを多用した場合耐久性に問題があるため開発されたのがLフレームとのことです。
M586の外観の特徴は、よく言われることですが、パイソンのようにバレルの先端まで伸びたエジェクターロッドハウジングにあります。
トイガンとしては人気機種のひとつで、エアガン、モデルガンでは各社の競作となりました。とくにモデルガンでは、今回掲出分のマルシンのほか、コクサイ、MGCの競作となっており、それぞれ非常にすばらしいモデルを製作しています。
マルシンのM586は、モデルガンの競作の最後発モデルであり、外観や内部パーツのリアルさなど、その完成度の高さが非常に評価されたモデルでもあったそうです。また、刻印関係も一時期商標の問題で変更されていましたが、数年前よりクリアされのか、現行モデルは以前よりリアルなものとなってきています。
このM586、正直パイソンやM29ほどの色気も存在感もないのかもしれませんが、個人的には好きなモデルで、マルシン製品だけでも何丁か所有しています。今回掲出分は「エクセレントHW」モデルですが、通常のHW樹脂のほか、鉄粉を混入した「アイアンフィニッシュ」というものもありました。その辺りのモデルは今後の機会に譲るとしまして、M586、もう少し続きます。